数えきれないほどのギフトを制作させて頂く中に心に強く残った事がありました。
日が長くなってきたなと感じた夕方にご来店の仕事帰りの女性のお客様。
「退職のお祝いのお花を作ってください」
ご予算やお花のスタイルや雰囲気などお話をさせて頂きながら、
実際に花の色合わせなんかしていたらお話をしていたら、
その花が自分の夫へのお花の贈り物だという事を伺いました。
もちろん、主人が帰宅をする事には、
とびきりのご馳走やお酒を用意しているのかもしれません。
素敵なプレゼントを用意しているのかもしれません。
でも、最後の勤務を終えて家に帰ってくる人を花で迎えたいって気持ちが
なんかとても強く心に響き花屋として本当に嬉しくなりました。
どのように渡すんだろう?
なんて考えながら制作した花束を見たお客様は
とてもキレイと笑顔で喜ばれていました。
帰り際に、
「渡すの明日の朝になってしまっても大丈夫ですか?」と質問をされて
大丈夫ですよとお応えしたんだけど、
送別会で帰りが遅くなるのかな?
今まで一緒に頑張ってきた仲間とのお酒は美味しいでしょう。
時間を忘れてつい深酒を…。
酔っぱらって帰って来て、
やっぱ、そのまま寝ちゃうのかな、
んでもって、朝起きたら奥様のサプライズが…。
それは驚くでしょう!
そしてメッチャ嬉しいんだろうなー。
と、
あくまで私の完全に妄想なんだけど、
夫婦って本当にイイなって感じた今日のエピソード!
こんな仕事もっともっといっぱいしたーーい!というお話!