2020年03月04日  BLOG

こんばんは
ブ・ブランのある新潟県小千谷市では高校と中学校の卒業式がおこなわれました
まずは、この度ご卒業を迎える生徒の皆様とそのご家族、そして先生方
おめでとうございます

各校対応に差はあるかもしれませんが知っている範囲では先生と卒業生そしてご家族のみの卒業式だったと聞いています
急遽、このような変更に伴い先生をはじめとする関係される方々のご苦労
そして来賓や在校生から送りだされる通年通りの卒業式を迎えることができずに
もどかしい気持ちではないかと想像しております

しかし、この厳しい局面を乗り越え通常の日々が過ごせるその日まで
みんなで力を合わせて乗り越えていきましょう

今日はYahoo!newsでも行き場を失った花について記事が取り上げられていました
簡単に言うと
私たち花屋が繁忙期である3月の仕事が減り
花農家さんが花屋の繁忙期に合わせて生産した花が余る
需要と供給のバランスが崩れたため
必要とされない花が増え花農家さんの所得が大幅に少なくなるといった内容でした

もちろん他業種においても大変な局面ですが
花卉業界の特に切り花生産において
辛いこととして長期の保存ができないこと
工場製品と違い生産には長い月日を要するために
急な減産へシフトできない点があげられます

で、私はここから先、どうしていくのかを考えることが非常に大切だと思っております。
花は余るほどある
時間にもゆとりがある

この状況は何かをスタートさせるには絶好のタイミングではないでしょうか

お店づくり 接客 商品 サービス 陳列 提案
それぞれの花屋が、そのお店らしさに磨きをかけて
お客様の満足を高めていきましょう
そして花に価値を感じてもらえる努力をしてきましょう
1つ1つのお店の小さな努力も積み重ねれば大きな力になっていくと信じています

最後に同業の花屋さんにお願いです
辛い時だからこそ買い控えるのではなく1箱でも2箱でも多く花を仕入れていただきたい
自分みたいな若いのが言うのも申し訳ないんですけど
花屋は空のバケツや花瓶に花入れてナンボでしょ
仕事減ったからって簡単に買い控えしないで
努力しないと回りまわって自分に返ってくるから

と言うことで明日も色鮮やかな春の花がたくさん入荷します
家で過ごす時間が長くなる分
花を愛でる時間も多くなるのではないでしょうか
明日も皆様のご来店を心よりお待ちしております

店長 大川嘉人