2025年06月17日  Information

「深水」でお花を復活させましょう

【はじめに】

「昨日まで元気だったのに、急に首がぐったり…」

そんな時に試したいのが「深水」+「新聞紙」の復活法です。

切花は水がうまく吸えないと首が垂れてしまいますが、正しい処置でシャキッと元気になります。

深水の目的

深水は、水圧を利用して花を活性化させ、水揚げを促進させることです。特に首が垂れてきた花や、水が下がり気味の花を回復させるのに効果的です。

深水の手順(やり方)

① 冷たい水を深めのバケツや花瓶に用意

・清潔な器にたっぷりの冷水を準備します。

・花の茎が10cm以上浸かるような深さが理想的。

② 茎を斜めにカットして吸水力アップ

・清潔なハサミやナイフで、茎の先を1〜2cm斜めにカット。

・水の中でカットすると空気の侵入を防げてさらに効果的です。

③ 花を新聞紙で巻いて支える

・首が垂れた花をふんわりと新聞紙で巻き、まっすぐ立てるようにします。

・花びらが折れないようにやさしく包みます。

④ 2〜3時間静かに休ませる

・そのまま涼しく風の当たらない場所に2〜3時間置いておきます。

・茎全体にしっかり水が行き渡ります。

⑤ 新しい花瓶に移して飾る

・元気になったら、浅水でOK(特にガーベラは2〜3cm)。

・清潔な花瓶に新しい水を入れて、花を飾り直しましょう。

補足ポイント

・ガーベラ、ラナンキュラス、バラなどが「深水」に向いている花です。

・浅水が好きな花(例:ガーベラ)でも、回復のための処置として一時的に深水にするのが効果的。

・なるべく早めに処置ちてあげるのが効果的です。

画像で見る深水の流れ

1.首が垂れてしまった花の様子

2.茎をカットしている様子

3.新聞紙で巻いて深水につけて休ませている様子

4.元気を取り戻してシャキッとしている様子

こんな時に「深水」を試してください

・飾っていたら花の首が垂れてきたとき

・花や葉っぱが元気がなくなってきたとき

・大切な花をもっと楽しみたいとき